【レビュー】Amazon Echoを車載してみた


Amazon Echo を車載してみたのでレポートします。運転中でもAlexaで音声操作ができるようになります。ブルートゥース接続で車のスピーカーから音楽を流すこともできます。

車載に必要なもの
まずは当方の環境から。スマホはMotorola のMoto Zです。Echoは小型のEcho Dotを取り付けたいところですが、手元にはまだノーマルEchoしかないので、とりあえずこいつを設置してみました。オーディオはシトロエンC4の純正で、ブルートゥースがついています。スマホ+Echo+カーオーディオのブルートゥースで車のスピーカーから音楽ほか出力するのが最終目標。うまくつながれば招待待ちのEcho Dot を購入する予定です。

なお、ノーマル Amazon Echoは電源がACアダプターなので、AC ⁄ DCインバーターが必要になります(Echo DotはUSB電源)。また、今回はスマホのテザリングでネット接続するので、設定用のスマホBが別途1台必要になります。→スマホ1台でも設定できました。

ノーマルEchoはコンセントが必要

設定方法→スマホ1台での設定はこちら
設定は簡単でした。まずはMoto Zをテザリング接続(ポータブルWi-Fiスポット)で繋げられるように。次にEchoをコンセントに挿して起動したら、スマホBのAlexaを立ち上げて、設定から○○さんのEcho「Wi-Fiを更新」でMoto ZのWi-Fiを選択、パスワード入力です。これでEchoはMoto Z経由でネット接続できるようになりました。

続いてナビにブルートゥース接続。Alexaアプリの設定から→Echo→Bluetoothでナビのブルートゥースとペアリングします。パスワードを入力(通常は0000もしくは1234)すると簡単にペアリングが完了します。これで、Echoのスピーカーはオフになりナビのスピーカーから音声出力できるようになります。簡単ですね。

とりあえず床置き

使い勝手は
車のエンジンをかけると約20秒でEchoが起動し準備完了になります。Bluetoothは自動で繋がるので、あとは普通にAlexaに命令すれば音楽再生などやってくれます。ナビの画面から曲のスキップ操作(すすむ・もどる)もできます。再生中の曲名は表示されませんでした。

難点としては、Echoのマイク受信感度がいまいちなとこ。床に置いていたからかもしれませんが、大声出さないと反応しません。やはり、Echo Dot をダッシュボードに設置したほうが良さそうです。

ちなみに、Moto Z のオプションにはAmazon Alexa 対応のMods スピーカーがあるので、そいつを入手するという選択肢もあります。ただ、値段が1万ちょいするのでそこまでの価値があるかというあたり。

Alexa対応スピーカーMods

また、アメリカでは車載専用のAlexa対応マイク「Muse Auto」なるものも販売されているようです。このMuse AutoをスマホとBluetoothペアリングさせることで車でもAlexaが使えるようになります。価格は69.99ドルです。


Google Home Miniとの違い
車載用のスマートスピーカーとしては、Google Home も選択肢に入るかと思います。最大の違いはブルートゥース接続の有無。Google Home Miniはブルートゥース接続に対応していないのでナビにペアリングできません。これは致命的な欠点です。→※Google Home Miniもアップデートでブルートゥース接続に対応したようです。
Google Home MiniはBluetooth非対応
(ITmediaより)

総合評価★★★★☆
ということで、総合評価です。テストでノーマルEchoを使いましたが、コンパクトなEcho Dot なら星4つ。車の中で声を使って音楽プレーヤーが操作できるのは便利ですね。

ただ、スマホをBluetooth接続して操作するのと大差ないのでそのあたりをどう評価するか。Alexa自体がデビューしたばかりで現時点では大した機能はないので、これからに期待といったところでしょうか。

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